車の燃費が悪くなる原因とは?




自動車を走らせるためにはガソリンや軽油などの燃料が必要です。燃料は走らせるたびに必要とするものであるうえ、決して安いものではありません。そのため、なるべく燃料代は安く済ませたいと考えるのではないでしょうか。

自動車がどれだけ燃料を使うか、ということは燃費で測ることができます。近年の自動車は燃費性能が高くなっているため、1リットルあたり20km以上走行する車も珍しくなくなっています。とはいえこれは新車時の性能ですから、走行させていくうちに徐々に燃費は低下してしまいます。とはいえ、燃費が悪くなっても原因が分かれば燃費を改善できる可能性があります。

燃費低下の原因になる主な理由

1.エンジンの不具合

燃費が悪くなった場合、真っ先に考えられるのはエンジンの不具合です。エンジンの不具合といっても、故障とは限りません。エンジントラブルで代表的なものはエンジンオイルの不足・漏れです。エンジンオイルが不足していたり、漏れていたりするとシリンダーとピストンの隙間を密閉する力が弱くなってしまいます。するとガソリンが爆発した際のパワーが逃げてしまうため、自動車を動かすためにより多くのガソリンを必要とすることになり、燃費が悪化します。

エンジンオイルが少なくなっている場合は補充しましょう。漏れている場合は修理をし、漏れを止める必要があります。

2.タイヤの空気圧の低下

自動車には計4本のタイヤがあります。このうち1本でも適正な空気圧でないと、燃費が悪化する原因となります。タイヤの空気圧が減っていると、タイヤの接地面積が増えてしまいます。接地面積が増えると抵抗も大きくなり、同じ距離を動かすためにより大きな力を必要とします。

また、タイヤの溝も確認しましょう。摩耗しているとスリップしやすくなったり、ブレーキ性能が低下したりと、走行時に自他を危険に巻き込んでしまう可能性があります。

空気圧が減っている場合は空気を充填しましょう。もし、タイヤが製造されて3~5年経過していたら、タイヤの寿命が来ている可能性があります。取り替えることで燃費が多少改善する可能性があります。

3.エンジンの汚れ

エンジン内部が汚れていると燃料がスムーズにエンジン内を巡らなくなるため、同じ運転をしていても燃費が悪化します。エンジンは人間でいうところの心臓ですから、心臓につながる血管などが詰まっていると考えればどれだけ重大なことか想像がつくことでしょう。

エンジン内部の汚れを洗浄するためにはプロの手を借りることをおすすめします。2年に1度の車検の時期が迫っているのなら、横浜周辺で環境にも良い車検整備を行っているこのサービスを利用してはいかがでしょうか。環境車検はエンジン内部を洗浄することにより燃費を平均10%アップさせ、燃料代も年間8,000円節約させます。

以上に挙げた例のほかにも、たとえば急発進や急停車をするなど、無理な運転をすることでも燃費は悪化してしまいます。自分の運転方法が自動車にとって良いものか悪いものかを振り返ってみることでも、燃費改善の糸口を発見できるかもしれませんね。

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL